<正面>
前回、庭木の移植をさせていただきました施主様より追加依頼で、外構工事をさせていただいました。
工事個所の敷地面積が約150㎡と非常に広く、車の駐車や通行する場所を確保するため、平面的でかつデザイン性のある土間(床)を考えて造らさせていただきました。
最初にこちらの提案するイメージをたたき台として、お客様が目で見てわかり易い図面を作成し、打合せを重ね、お客様と共にデザインや材料の詳細を決めていきます。
この打合せを密にするほど、お客様の思い通りの庭が完成しますので、とても大事な作業です。
アプローチは入り口部を曲面デザインで石貼り仕上げとし、奥へ行くほど四角の材料を用いて変化をつけていってます。
門柱は元々あった壁を2m程取り壊し、少し後退させ入口に似合った割肌石を貼り付けた仕上げにしています。
<入口右側>
このスペースは、写真奥に見える井戸蓋(鉄板)から続くデザインを考えます。
乱形石の周囲を木目調タイルで仕上げます。
「正面入口の床材の乱形石が、井戸ブタから出ている」といったイメージで施工しています。
<玄関前>
従来通りの車の通行スペースを確保するため、凹凸のない、平面的なデザインを考えます。
材料は、手前左よりナチュラルストーン方形貼り、平板 (2次製品)貼り、レンガ(2次製品)貼り、周りはインターロッキング舗装、草目地はセダムを植えています。