入社3年目、スタッフ藤本の声

この3月で、入社して丸3年になります。女性ということで、当初は体力の懸念をかなり持たれていたのですが、何かと配慮してもらいながら今のところ頑張れています。
新たなスタッフを募集するにあたって、私が感じている、自社やこの仕事の良いところと、これはちょっとなぁと思っているところを公開いたします。

まずは良いところから。

①健やかな気持ちで働ける

入社以前の私は緑を愛するタイプではなく、花の綺麗さもろくに目に入っていませんでした。現在も根っこのところはそのままなのかもしれないと思うのですが、日々こういった環境で、土に近いところで仕事をしていると、単純に体を動かす喜びとはまたちょっと違った、動物的感覚を呼び起こされるというか、大げさな言い方になってしまいますが、「生きるってこういうことな~」みたいな気持ちになったりします。
身体のしんどさはもちろんありますが、そのぶん身体が訴えていることをダイレクトに感じやすくて、心身の健やかさは保たれやすいような気もしています。

②綺麗ごとを真顔で言える雰囲気がある

これは社風なのか社員のみんなの織りなす空気のたまものなのかわかりませんが、稀有で有り難いことだなと思っています。
仕事はお金のためにする側面が大きいので、綺麗ごとがベースにあるのはよくないという風潮があると思うのですが、個人レベルで考えると綺麗ごとをどんどん言える方がマシな存在に近づけると思うので、言い通せるかどうかは別として、言ってもいいと思えることが良いな、と思います。

③探求心が尽きない

仕事の中身に関しては、剪定の仕事や工事の仕事、木を植えたり移植する仕事、ときには伐採の仕事など多岐にわたりますが、剪定の仕事に関しては特に、探求する余地がいつまでも尽きないように感じます。
ある程度やっていくと、「小綺麗に体裁よくまとめる」というのは徐々にできるようになってきますが、翌年の伸び方を考慮して切ったり、樹形の面白さや美しさを気にしてみたり、あるいは同じ樹種でも伸び方に個性があったりなど、気にしてもしきれない部分がどんどん増えていきます。
3年程度しかやっていないのでそりゃあ当然なのかもしれませんが、実際10年やっても20年やってもこうなんじゃないか?と思うぐらいにセオリーの全体像が掴めません。そこにもどかしさもあり、また面白さを感じる部分でもあります。

次に、こういうところはちょっと…と思っている、悪い部分もお話ししたいと思います。

①朝が早い

身も蓋もないですが、朝に弱い人にとってはつらいところだと思います。ただ毎日のことなので、慣れてしまえばそれも健康的といえるでしょう。
1年目ぐらいまでは、休日も朝早く目覚めるようになったり、あわよくばこのまま朝方の人間になれるのではないかという幻想を抱いたこともありましたが、最近は休日は普通に昼近くまで寝ていることが多いです。

②冬が寒い(夏が暑い)

またも身体のしんどさの話ですが、冬の寒さは心にもきます。
夏が暑いのは、命の危険は若干ありますが、冬の寒さと比べると個人的には全然耐えられますし、ある程度まではむしろ元気に動けます。これは人によって違うと思います。
どちらにしても、つらさは無くなりませんが、慣れます。

③野球好き、車好きが多すぎる

極めて個人的な嫌さの話をしてしまって申し訳ないのですが、みんな大体野球と車は好きです。
私はこれからも恐らくそれらに興味を持つことはないので、みんなが野球と車(あと格闘技)の話をしているときは、隅で気配を消すように努めています。
同じくそれらを好きな人であれば楽しいでしょうし、そうでない人がきてくれたら一緒に気配を消せる仲間が増えるので私が喜びます。

以上です。お読みいただきありがとうございました。
プロフェッショナルへの道のりは果てしないですが、日々淡々と仕事をし、ときおり思ってもみないような嬉しい言葉をお客様からかけていただいたりもしながら、緊張感を失わず、かつマイペースさを持って仕事を続けていければと思っています。
社員一同、ご応募を心よりお待ちしております。

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